スイッチャーの基礎

   BVS-3200でスイッチャーの基礎を勉強させて貰った。スイッチャーにおける信号処理の基本ユニットは積和演算(掛け算器が2個と足し算器が1つ)であり、実際にはそれを直並列に配置して一見複雑そうな画像の合成(貼り絵)を行う。ブロック図を描きプロセッサーを数式で表現し納得が行くまでM/Eアンプの解剖をやった。その結果、全くの素人だったのが一端の事が言えるようになった。一見複雑そうで難しそうな画像合成も判ってしまえば大したことはないと感じた!

マニュアルの先行作成

   マニュアルを作成してから設計をする手法がこの手の多機能で多くの手順を踏まないと使えない製品では有効だろうと考え、自分の勉強も兼ねて設計者のNとSのサポートを得ながらマニュアル作成を設計に先行して進めていった。今でもこの手法は良かったと信じている。

回路シミュレータによる検証

   無理言ってTの了解を取り付けて、IBMのPCとプリンターを買って貰った。IBM藤沢工場製のPCでCPUが286+Co−Proの今となってはごみ箱行きの非力なPC。当時と言っても高々20年前にはそんなのが150万円もした。作業ベンチを持てない管理職となってしまうと回路シミュレータで検証をするしか方法(遊ぶ)はなかった。こう言うツールは使い手の能力次第で150万の投資が10倍にも100倍にもなって戻ってくる。シミュレーションが難しいだろうと思っていた円ワイプがほぼ完璧にシミュレートできた時は感激したものである。以降、シミュレータの信奉者になり今日でもデモ版を使って回路検証をすることがある。

発売前のドサクサ

   詳細は忘れてしまったが、発売近くになって企画上の結構ヤバイミスが見つかった。どの様に収拾したかも忘れて仕舞っている。